法人概要
ごあいさつ
社会福祉法人かたの福祉会は、1980年(昭和55年) 「国際障害者年日本推進協議会」(後の日本障害者協議会)が結成され、その翌年の1981年(昭和56年)「完全参加と平等」をテーマとした国際障害者年を期に交野市の寺地区において障がいのある方の働く場所として交野松下(現 パナソニック交野株式会社)と大阪府、交野市とで「障害者ワーキングエリア」が設立し、1984年(昭和59年)3月に交野市立やわらぎ授産所(現 ワークハウスやわらぎ)が開所いたしました。その後、知的障害者の支援を中心に事業を展開し、2002年(平成14年)に更生部門として「てらサポート」が開所、2004年(平成16年)に小規模通所授産施設「くらじワークセンター」が開所し、ご利用者のニーズに応じた事業展開を行って参りました。
2012年(平成24年)交野市から民営化し、交野市立やわらぎ授産所から「ワークハウスやわらぎ」へ名称変更となり、自主自立に向けて運営を行う事となりました。
その後、「親亡き後」の問題としてご利用者のグループホームの早期開設に向けて計画を行い、2014年(平成26年)にグループホーム藤が尾(定員4名)を皮切りにその翌年、2015年(平成27年)にグループホーム星田(定員8名)、2017年(平成29年)グループホーム星田北(定員8名)、令和3年にグループホーム星ヶ丘(定員5名)を開設し、25名のご利用者が施設で生活をなさっています。
しかし、現在におきましてもご利用者とそのご家族の高齢化の問題など様々な課題は山積しております。その問題を解決すべくご利用者が医療の支援が必要となった場合や身体的機能の低下を防ぐために、リハビリテーションを行える体制の整備を行うなどの取り組みを行って参りました。
今後もご家族と地域そして行政と連携をとり、その課題解決に向けて取り組みを実行し ていきたいと考えております。
ミッション

「障がいのある人々の困りごとをゼロにする」 私たちは”ゼロミッション”に挑戦します!
私どもが目指していること。 それは、「障がいのある人々の困りごとをゼロにする」としてそれが当法人のミッションステートメントとなっています。 「障がい」というハンディは、時として進学や就労の壁になる現実が社会にはあり、それによって生みだされるものこそが障がいがある方にとって障壁となり、社会参加ができない現実となっています。
私たちの世界は、障がい者に対する印象を「かわいそうだ」という印象をお持ちの方もおられ、障がいのある方の支援を行う事など無理だと思う方もおられます。しかし、実は「無理」なのではなく「理解が無い」ということであると我々は考えており、障がいのある方もそうでない方も「人」であることに変わりはないはずです。
今後、人口の減少や少子高齢化が進み、どんどん住みづらい日本の世の中になることが予想される時代であっても、障がいのある人々が「自分らしく生きていく」ために必要な困りごとを“ゼロ”にしていく「ゼロミッション」の実践が私たちに課せられた使命と考え、消えることの無い社会課題に果敢に挑戦し、障がいのある人々の困りごとの受け皿とるよう邁進して参ります。
社会福祉法人かたの福祉会
事務局長 田伏 高治
法人概要
法人名
- 社会福祉法人かたの福祉会
本部所在地
- 〒576-0063 大阪府交野市寺4丁目590-1
設立年月日
- 昭和59年3月17日 法人認可
代表者
- 理事長 柴野 東樹
役員
- 理事8名、評議員9名、監事2名(計19名)
職員数
- 100名
運営施設
- 全7施設
- ● 就労継続支援B型 1施設
- ● 生活介護 2施設
- ● グループホーム 4施設
事業内容
- ● 就労継続支援B型事業
- ● 生活介護事業
- ● 短期入所事業(ショートステイ)
- ● 共同生活援助事業(グループホーム)
- ● 居宅介護事業(重度訪問介護含む)
- ● 移動支援事業
- ● 相談支援事業
- ● 日中一時支援事業
- ● 訪問介護事業
役員一覧
理事長
柴野 東樹
元交野市役所 関係者
副理事長
末廣 継光
社会福祉法人かたの福祉会 家族の会 会長
専務理事
田伏 高治
社会福祉法人かたの福祉会 事務局長
理事
新垣 博康
パナソニックコネクト交野株式会社 代表取締役社長
理事
小菓 裕成
交野市医師会 会長
理事
梶 健治
交野市民生委員児童委員協議会 会長
理事
市岡 伊佐男
区長会 会長
理事
中 夏彦
社会福祉法人かたの福祉会 くらじワークセンター 所長
評議員
池田 幸子
交野市人権協会 委員
評議員
八尾 康典
社会福祉法人大阪府肢体不自由者協会 交野自立センター 所長
評議員
前田 芳子
交野市ボランティアグループ連絡会 副会長
評議員
山田 末人
寺 区長
評議員
北原 玲子
交野市人権擁護 委員
評議員
米田 利一
創価学園 関西学園事務室 総合事務長
評議員
坪岡 真美
交野市障害児(者)親の会 会長
評議員
森野 友輔
大阪府立交野支援学校 教諭
評議員
森田 晴夫
交野市民生委員児童委員協議会 副会長
監事
林田 茂
税理士
監事
新庄 桂子
前交野市民生委員児童委員協議会 会長
沿革
法人設立前
- 昭和55年12月
交野市障がい児(者)親の会が、交野市役所別館(旧福祉センター)の1室を間借りする形で作業所を開所
- 昭和57年12月
大阪府が障害者福祉施策の1つとして、昭和56年の国際障害者年から交野市寺地区に建設を進め、「障害者の働く拠点」として障がい者雇用事業所「障がい者ワーキングエリア」が設立
交野松下株式会社(現パナソニック交野株式会社)重度障害者多数雇用事業所
交野寮 単身重度身体障害者勤労者宿舎
- 昭和59年 4月
交野市立やわらぎ授産所(現社会福祉法人かたの福祉会ワークハウスやわらぎ)
精神薄弱者通所授産施設
- 昭和59年12月
大阪府立交野自立センター(現社会福祉法人大阪府肢体不自者協会)
法人設立後
- 昭和59年 3月17日
社会福祉法人かたの福祉会法人認可
- 昭和59年 3月30日
交野市立やわらぎ授産所竣工 開所式
- 昭和59年 4月 1日
交野市立やわらぎ授産所入所式
- 昭和60年 4月
交野市自転車駐輪場を交野市から委託運営
- 昭和63年10月
更生棟増設 30名から40名に定員増
- 平成 9年 4月
知的障がい者ガイドヘルプサービス(調整業務)を交野市から委託
- 平成13年 4月
知的障がい者デイサービス事業を交野市から委託
- 平成14年 6月
てらサポートセンター開設(更生部門と知的障害者デイサービスやわらぎから移転)
- 平成15年 4月
支援費制度導入(事業者との契約に基づくサービスを利用できる制度)
知的障がい者デイサービス
知的障がい者短期入所サービス(4床)
知的障がい者・身体障がい者・障がい児の居宅介護事業開始
- 平成16年 4月
交野市障害児(者)親の会くらじ作業所を知的障がい者小規模通所授産施設
くらじワークセンターとして当法人運営移譲、定員19名
- 平成17年10月
地域療育等支援事業を交野市から委託(現在の相談支援事業)
- 平成18年 4月
障害者自立支援法施行
交野市自転車駐輪場の委託運営を終了
知的障がい者通所更生施設「てらサポート」開所
交野市立やわらぎ授産所が交野市より指定管理を受け業務開始(平成年18~平成23年)
- 平成18年10月
短期入所事業・居宅介護事業・移動支援事業・相談支援事業が新体系に移行
- 平成21年 4月
くらじワークセンター(知的障害者小規模通所授産施設)を生活介護事業に移行
短期入所事業のベッド数を4床から6床へ増床
- 平成23年 4月
交野市立やわらぎ授産所(知的障害者通所授産施設)が就労移行支援事業と就労継続支援B型事業の多機能事業所として移行
てらサポート(知的障害者通所更生施設)は生活介護事業として新体系に移行
- 平成24年 4月
交野市立やわらぎ授産所が、交野市から民営化する。
開設記念式典の開催
交野市立やわらぎ授産所が、「ワークハウスやわらぎ」と名称変更
- 平成25年 4月
障害者総合支援法施行
- 平成26年 4月
障がい者共同生活援助事業 グループホームミリオーネ藤が尾(定員4名)を開所
ワークハウスやわらぎを多機能型事業所(就労移行、就労継続支援B型)から単独事業所(就労継続支援B型)に変更
- 平成26年 7月
地域生活支援事業の日中一時支援事業を開所
老人居宅介護事業(訪問介護・介護予防訪問介護)を開業
- 平成27年 4月
障がい者共同生活援助事業 グループホームミリオーネ星田(定員8名)を開所
- 平成29年 4月
障がい者共同生活援助事業 グループホームミリオーネ星田北(定員8名)を開所
- 令和 3年 5月
障がい者共同生活援助事業 グループホームミリオーネ星ヶ丘(定員5名)を開所
施設紹介
SDGsの取り組み
これからの障害福祉サービスにおいて重要となるのは、持続可能な社会の実現と地域共生社会の実現であり、社会福祉法人の使命として、自立性・主体性を失うことなく、強い危機意識をもって取り組み、高齢者、子ども、障がい者、生活困窮者など、さまざまな生活課題や福祉ニーズをもつ方々のセーフティネットの役割を担うことが重要であると考えます。
この点においてSDGsの理念と合致することから、社会福祉法人かたの福祉会と職員は、SDGsという世界共通の新たな 価値観を取り入れて、より幸せに暮らし続けられる社会実現のために、2030年に向けて目標を掲げ取り組みます。
2023年4月1日
社会福祉法人かたの福祉会
理事長 柴野 東樹
社会福祉法人かたの福祉会の6つの目標
貧困をなくそう
飢餓をゼロに
目標
貧困層や社会的弱者を対象とした社会的保護を実施するため、貧困削減の有効な手段を構築し実施します。
活動
フードバンク事業
地域ロジスティック計画
(就労継続支援B型)地域の方から食品等のご寄付を頂き一人親世帯層や貧困層の方へ食品等をお届けし、その際、世帯の状況や健康状態等を確認し行政及び社会福祉協議会へ連携します。
すべての人に健康と福祉を
目標
医療的な支援を実施する福祉サービスの実現を目指し、健康に毎日を過ごせるように取り組みます。
活動
生活介護事業
医療的ケアの実施医療的ケアが必要なご利用者様を受けれる施設の設立目指します。また、障がい児施設にも着手し、障がい福祉のトータルサービスの実現を目指します。
働きがいも経済成長も
目標
職員が働きがいを持って安心して働ける環境の整備 として ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を実現します。
活動
メンタルヘルス
専門講師によるカウンセリング受けれるメンタルヘルス環境の充実や有給休暇をより取得しやすい環境の整備及び、IT機器の導入による時間外労働の抑制とワークライフバランスのとれた労働環境の改善を目指します。
人や国の不平等をなくそう
目標
多様な人材が安心して働ける職場づくりで、働きがいや地域の雇用創出に貢献します。
活動
女性活躍推進
未経験からの業界人育成や、女性管理職の登用を目指し、幅広い人材の取り入れを行い視野の広がった企業経営を目指します。
住み続けられるまちづくりを
目標
住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせるまちづくりの実現に向けて計画します。
活動
共同生活援助事業
サテライト(独居型)
シェアハウス(共同型)障がいのある方が独立した生活を営めるよう、グループホームや一人暮らし支援(サテライト)、集合住宅での一人暮らし支援(シェアハウス)を展開し、利用者が住み慣れた地域での生活を継続して行えることを目指します。
災害避難スペース
ミリオーネ星田北の多目的室は、通常は会議、研修を行う事のできる場所として活用でき、災害時においては災害時避難スペースとして活用し、30名の方を収容する事が可能な広さを確保しております。
また、交野市の福祉第2次避難所としての役割を担っており、災害時に避難場所としての対応できるよう、仕切りダンボールや畳、防災グッズセットなどを整備しております。








