フードバンク
私たちの取り組み
私たちは、「障がいがある方の困りごとをゼロにする」というミッションステートメントを掲げています。 これからの日本社会においては人口の減少や少子高齢化などが進み、社会全体でAI化や機械化などが進み、様々な職業がなくなると言われています。その影響を受けて、人間がすべきことはどんどん限られたものとなり、社会との繋がりもアナログからデジタルに変換され、“人としゃべらず、機械としゃべる”時代へと変換されていき、人間同士のコミュニケーションも希薄になると言われています。
また、人口減少などの煽りを受け、人口構造が大きく変化し、その影響で格差社会が生まれます。この社会課題を放置していると格差は広がるばかりか、その差が固定化してしまうことも懸念されます。
私たちは、“ゼロミッション”の一環としてこのような格差に対する支援を社会福祉法人の使命としてこのほど「フードバンク事業」として取り組みをはじめます。地域共生社会の実現に向けて地域福祉を構築し、地域づくりを育む取り組みとして進めていきたいと思います。
事務局長 田伏
フードバンク事業について
「もったいない」を「ありがとう」へ
食品の品質には問題ないが包装の印字ミスや賞味期限が近いなど、様々な理由で市場に流通できない食品を企業や個人から寄附していただき、ひとり親家庭や、子育てをしている生活困窮家庭、また市内の子ども食堂等に無償提供し、有効利用されるような循環を生み出す活動です。
SDGsの一環としても地域行政・地域企業と共に取り組んでいきたく考えています。
食品を寄付したい
「商品として市場に出せない」「家庭で食べきれない」食材を回収。
まだ十分においしく安全に食べられるにもかかわらず、さまざまな理由で商品として市場に出回らない食品、または家庭などで使い切れない食品の寄贈を受け付けております。
ご提供いただきたい食料品
- 食料品例
- ・穀類(お米、麺類、小麦粉など)
- ・調味料(みそ、醤油、マヨネーズなど)
- ・保存食品(缶詰、瓶詰など)、お菓子類
- ・インスタント食品、レトルト食品、乾物
- ・のり、お茶漬け、ふりかけ
- ・お茶、珈琲、紅茶、その他飲料
- ・贈答品(お歳暮、お中元、引き出物など)
- ・粉ミルク、離乳食
- 条件
- ・賞味期限、消費期限が一ヶ月以上のもの
- ・未開封の物
- ・アルコール類、自家製品(漬け物等)は受け付けていません。
- ・生鮮品は一部の野菜や果物などを除いて、安全面、衛生面の観点から受け入れていません。
- ・冷凍・冷蔵品、日持ちがする根菜類についてはお問い合わせください
寄贈食品は、直接ご配送、ご送付いただくほか、引き取りに行く場合もあります。
お問い合わせください。
ご協力いただける企業様を募集しています
- 社会貢献
地域社会への貢献ができ、企業のイメージアップにつながります。
- コスト削減
食品提供することで食品ロスを減らし廃棄コストを削減できます。
- 事業効果
地域課題への企業の取り組みは新しいチャンスを生み出します。
以下のような様々な食べ物があればご協力お願い致します。
- ・缶詰のへこみや段ボール箱の破損などの包装の不備
- ・賞味期限の印字ミスなど印刷の不備
- ・期間限定商品の売れ残り
- ・特売や催事の終了による売れ残り
- ・商品の回転が遅く、賞味期限が迫った
- ・商品が終売となり、定番からカットされてしまった
- ・倉庫に在庫を抱え過ぎて、賞味期限が迫ってきた
- ・野菜の収穫が予想外に多かった、規格外品が大量に出た
- ・防災用として備蓄していた食品の賞味期限が迫ってきた
- ・展示会・イベント・試食・サンプリング・スポーツ大会等で飲食品が余った
- ・食品関連メーカーで決められた「3分の1ルール」という商習慣のため
食品を受け取りたい
始めて利用する方はお問い合わせください。
※現在、新たに食品の受け渡しができる倉庫を準備中のため、食品の受け取りについては今しばらくお待ちください。
食品の受け取りにあたっての注意事項(はじめての方は必ずお読みください)
- インスタント食品、レトルト食品、缶詰、飲料、菓子類、すぐに食べられるパン類、果物・野菜などを提供していますが、開催日によって提供内容は変わります。
- 提供する食品はすべて寄贈品のため、特定の品目を指定したご希望にはお応えできません。
- 利用の際は本人確認のため、写真付きの身分証明書(写真付き身分証明書がない方は次の項目を参照)と、食品を持ち帰るための大きい鞄を持ってお越しください。袋などの用意はありません。
- 2回目以降の受け取り方など詳細については、利用当日の受付にてご説明しますので、不明点があればその際にお知らせください。
食品の安全性について
フードバンク衛生管理者を定め、衛生管理マニュアルを作成し、従業者への教育・点検を実施しています。食品寄贈先から食品受入れの依頼内容を正確に収集し、食品提供までの記録をシステムで管理しています。
トレーサビリティ 管理内容
- ・名称
- ・数量
- ・保存の方法
- ・消費期限又は賞味期限
- ・アレルゲン
- ・食品を安全に摂取するために加熱を要するかどうかの別その他の食品を摂取する際の安全性に重要な影響を及ぼす事項
- ・出荷年月日
- ・食品の提供先
- ・配送場所
- ・外寸
- ・重量
- ・受渡し時の品温